2023/02/24
屋根の耐久性や見た目を維持するためには、定期的に屋根塗装を行うことが大切です。
とはいえ、
「本当に屋根塗装って必要なの？」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこで今回は、屋根塗装のメリットやデメリット、費用相場や費用を抑えるためのコツについて詳しく解説していきます。
屋根塗装を行うメリットって一体何？
まずは、屋根塗装を行うメリットについて詳しく見ていきましょう。
見た目が良くなる
屋根は、人間の目線よりもはるか上にありますので、全体的な劣化が目立つわけではありません。
ただ、地面からでも屋根の一部分が見えますので、長期間一切塗装を行っていないとみすぼらしく見えてしまいます。
定期的に屋根塗装を行うことによって、綺麗な外観を手に入れられるようになりますので、
「いつまでも綺麗な屋根を維持したい」
と考えている方は、是非屋根塗装を検討してみてください。
遮熱性や断熱性の強化、維持に繋がる
屋根塗装を行うことによって、遮熱性や断熱性の強化や維持を行えるようになります。
特に、
・遮熱塗料
・断熱塗料
などを用いて塗装を行うことにより、住宅の快適性を向上させやすくなります。
冷暖房効率も向上しますので、一石二鳥と言えるのです。
防水性を高められる
屋根は、常に紫外線や甘風にさらされています。
そのため、時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。
この劣化を放置していると、雨漏りが発生する可能性が高くなるのです。
屋根塗装を行うことによって、塗料の働きで屋根を雨水などから守れるようになりますので、雨漏りを未然に防げるようになります。
錆発生を防げる
屋根塗装を行うことによって、錆を未然に防げるようになります。
なぜなら、塗装を行う際にケレンと呼ばれるやすり掛けを行うからです。
これにより、錆の発生を未然に食い止められるようになりますので、雨漏りをはじめとするトラブルを回避しやすくなるのです。
屋根塗装を行うデメリットはある？
では次に、屋根塗装を行うデメリットについて詳しく見ていきましょう。
コストがかかる
屋根塗装には、決して安くない費用がかかります。
良い塗料を使ったり、繁忙期に依頼したりという場合は、一般的な相場よりも高い費用がかかってしまうことがありますので注意してください。
こう聞いて、
「コストがかかるなら屋根塗装はやらなくてもいいや」
と考えてしまう方もいると思いますが、屋根塗装というのは、屋根の外観を維持すると同時に、快適性や機能性を維持するためにも重要な作業となります。
コストがかかるからという理由で、一切メンテナンスを行わないと、どんどん劣化が進んでいき、快適に生活できなくなってしまう可能性が高くなりますので注意してください。
また、劣化が進んでしまうと、より大掛かりなメンテナンスが必要になることがあり、その場合は屋根塗装以上にコストがかかってしまうこともありますので、目先のコストに囚われず、長期的に考えていくことをおすすめします。
業者選びが難しい
屋根塗装に対応している業者は全国にたくさんあります。
中には、
「どこに依頼しても同じでしょ」
と考える方もいるのですが、業者によって料金も違えば、対応の質も異なります。
中には、できるだけ多くのお金を取ろうと考えて、割高な費用を請求してきたり、手抜き工事をしたりという質の低い業者もいますので注意が必要です。
とはいえ、悪質業者も自ら、
「悪質業者です」
と名乗ることはありません。
優良業者の顔をしてお客さんに近づき、請求のタイミングや施工完了後に本性を表すケースが多くなっています。
もちろん、悪質業者ばかりではありませんが、中にはこのような業者も混ざっていますので、時間をかけて慎重に自分にあった業者を探していくようにしましょう。
屋根塗装の費用相場は？
屋根塗装を検討している方には、
「具体的にどれくらいの費用がかかるの？」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
ただ、屋根塗装の費用相場は、
・依頼時期
・依頼する業者
・屋根材の種類
・使用する塗料の種類
などによって変わるため、一概に断言することはできません。
大体の目安でいけば、30万円から60万円前後になりますが、これよりも高額になってしまうこともありますので注意してください。
正確な料金が知りたいという方は、一度信頼できる屋根塗装業者に見積もり依頼をしてみることをおすすめします。
屋根塗装の費用を抑えるコツってある？
では次に、屋根塗装の費用を抑えるコツについて詳しく解説していきます。
塗料のグレードを落とす
屋根塗装の費用を抑えるためには、塗料のグレードを落とすことが大切になってきます。
塗料には様々な種類があり、価格が高くなればなるほど性能や、耐用年数が長くなる傾向にあります。
予算に余裕がある場合は高価格帯の塗料を使っても良いのですが、できるだけコストを抑えたいという場合は、最低限の機能を持った塗料を選ぶのがおすすめです。
とはいえ、コスト面だけを重視して塗料を選ぶと、すぐに再メンテナンスが必要になり、トータルで見るとかなり割高な費用がかかってしまうケースもありますので注意してください。
塗料のグレードを落とすこと自体は悪いことではありませんが、何でもかんでもグレードを落とせばいいというものではありませんので、慎重に検討していきましょう。
複数の業者から相見積もりを取る
この記事を見ている方の中には、
「できるだけ安く屋根塗装を行いたい」
そう考えている方もいるでしょう。
そのような方は、事前に複数の業者から相見積もりを取っておくのがおすすめです。
そうすることによって、業者ごとの費用感や相場とのバランスをチェックできるため、ぼったくり被害に遭う可能性が低くなります。
また、見積もりを依頼する際に、
・対応の質
・独自サービスの有無
などもチェックできますので、一石二鳥と言えるのです。
中には、見積もりを発行する際に「一式」という表記を用いる業者もあるのですが、一式という表記で金額を出されると、何にどれくらいの費用がかかっているかわからなくなってしまいます。
優良業者は、単価や塗料の種類などを丁寧に記載してくれますので、
「見積もりの丁寧さ」
も業者選びの基準にしてみてください。
繁忙期を避ける
屋根塗装をはじめとする各種工事は、繁忙期と閑散期があります。
春は屋根塗装の繁忙期となりますので、費用も全体的に高くなります。
繁忙期を避け、閑散期に依頼することによって、通常よりも安く依頼できたり、価格交渉に応じてもらいやすくなったりしますので、
「できるだけコストを抑えたい」
と考えている方は、依頼する時期を工夫してみてください。
自社施工の業者に依頼する
屋根塗装に限った話ではありませんが、各種工事をできるだけ安く依頼するためには、自社施工の業者に依頼することが大切です。
中には、契約だけ取って、施工は下請けの業者に任せる所もあるのですが、このような業者に依頼してしまうと中間マージン分だけ割高になってしまいます。
自社施工の業者に依頼することによって、中間マージンや手数料などの無駄なコストをカットできるため、結果としてトータル費用が安くなるのです。
まとめ
屋根塗装を行うことによって、外観を一新できるというメリットや、機能性を向上させられるというメリットを得られるようになります。
屋根塗装には比較的高額の費用がかかりますが、費用以上の効果、メリットを得られる作業と言えますので、
「しばらく屋根のメンテナンスをしていないな」
という方は、是非屋根塗装を検討してみてください。
とはいえ、全国にはたくさんの業者がありますので、
「どこに依頼すればいいの？」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、屋根修理や葺き替えなど、屋根工事の実績と経験が豊富な「株式会社LEAP」までお気軽にご相談ください。